アブストラクト(25巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Hydroxyapatite焼結体と金属との固相拡散接合に関する基礎的検討
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 山根史考
Authors(kana) : やまねふみとし
Organization : 神奈川歯科大学歯科理工学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 25
Number : 1
Page : 154-156
Year/Month : 1990 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 インプラント材としてセラミックスは安定性及び親和性という面で優れた性質を有しているが, 破壊靭性値が小さい等の欠点を持っている. それらを改良する目的に於てセラミックスの特性を考慮すれば, 金属との複合化が有効であると考えられる. そこで歯科インプラント用セラミックスと金属との直接接合の可能性について, 固相拡散接合法により基礎的検討を行った. 本実験はセラミックスとしてハイドロキシアパタイト焼結体を用い, 金属材としてTi・Ti-合金・Co-Cr合金・Zr・Nb・Pt・Pt-Au合金・Al-合金を供した. 接合処理は万能試験機に真空炉を取付けた処理炉により真空・高温下で行われ, 試料は直径4mm長さ7mmのアパタイト2本の間に金属薄板を挟んだ状態で接合された. 接合温度は620~1,200℃, 処理時間は3.6~7.2ksec, 接合圧力は1~2MPaの中で検討がなされた.
Practice : 歯科学
Keywords :