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アブストラクト(25巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | o-Phthalaldehydeを用いた根管内清掃度検査法 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 児玉敏 |
Authors(kana) : | こだまさとし |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科保存学教室第III講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 25 |
Number : | 1 |
Page : | 161-162 |
Year/Month : | 1990 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 根管治療の目的は, 歯根を歯周組織に対し無害なものとして, 正常な機能を営ませることにある. そのための処置として機械的, 化学的に根管内容物を完全に除去し, かつ無菌的にしたうえで, 根管系を気密に充填することが推奨されている. しかし, 現在根管内の清掃状態を客観的に評価できる方法は見当たらない. 本研究では, 根管内汚染物質の主成分がタンパク質およびその分解産物であることに着目し, アミノ基と反応して蛍光体を生成するo-Phthalaldehyde (O. P. A.)を用いて, 根管内清掃度を客観的かつ短時間に判定する方法を考案し, 基礎的, 臨床的に検索した. 基礎実験として, 分光蛍光光度計(λ ex=340nm, λ fl=455nm)にてヒトアルブミン濃度とO. P. A. 試薬の発光度との相関性を検討し, その発光状態を肉眼的に5段階に規定した. さらに, 新鮮抜去歯の有髄歯および感染根管歯について, 根管拡大形成の程度と, O. P. A.試薬の発光状態(東京光学社製紫外線ランプ: λ ex=357nm)との関連を比較検討し, 同時に根管内を実体顕微鏡およびSEMにて観察した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |