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アブストラクト(25巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Computed Electroradiographyの開発静電潜像のデジタル画像化方式の試作 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 大黒俊樹 |
Authors(kana) : | おおぐろとしき |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科放射線学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 25 |
Number : | 3 |
Page : | 386-387 |
Year/Month : | 1990 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 X線電子写真法(electroradiography)は日常われわれが使用しているコピー装置と同じ原理で, 電子写真的複写プロセスを使ってX線写真画像を得る方法である. X線電子写真法では, X線の露光量に応じて放電する性質をもった光導電性半導体である無定形のセレンプレートが感光体として使用されている. そして, 被写体から透過してきたX線強度分布は電荷分布像すなわち静電潜像としてセレンプレート上に記録される. 記録された静電潜像は, 微細な炭素粒子(トナー)を用いた液体あるいはパウダー現像法によって可視像に変換される. このようにして得られたトナー画像は, 従来の歯科用X線フィルム画像よりも解像力が高く, 骨梁等の情報量も多いことが報告されている. しかし静電潜像の基本構成単位が電荷であることから, 現象前のセレンプレート上には莫大な量の情報が記録されている. したがって, この静電潜像を高い解像力でデジタル画像化することは, 静電潜像の持つ豊富な情報量を引き出し, X線電子写真法をコンピューテッドX線電子写真法(computed electroradiograply)として, 新しい画像診断装置へと発展させることが可能である. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |