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アブストラクト(25巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | フッ素イオンとハイドロキシアパタイトとの反応 -ことにアルカリ可溶性ならびに不溶性のフッ化物生成について- |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 山田弘倫 |
Authors(kana) : | やまだひろとも |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔衛生学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 25 |
Number : | 3 |
Page : | 389-390 |
Year/Month : | 1990 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 フッ素(F)がエナメル質のミネラルに作用すると, 主に2つの反応産物が生成される. ハイドロキシアパタイト(HA)の水酸基とFとの置換によるハイドロキシフルオロアパタイト(HFA)-またはフルオロアパタイト(FA)-ならびにCaF2である. 一般的には前者の方がう蝕予防上重要であると考えられている. そこで, 合成HA粉末にNaF溶液を作用させて, HAに取り込まれるF量と同時にHFA(またはFA)ならびにCaF2の形成割合を検討してみた. 作用液のpHは7とし, F濃度は1~10,000ppm, 作用時間は1~60分間という条件下で実験した. F溶液を反応させた合成HA粉末を急速ろ過し, 石灰化液で処理した後, 洗浄・乾燥したものをF処理HA試料とした. これを2分して, 1つでは総F量を測定し, 他方は1 MKOHに浸漬攪拌して, 溶出してくるF量(CaF2由来)を測定した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |