アブストラクト(26巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Evidence of Transformed Androgen Receptor in Rat Submandibular Gland by Three Steps Column Chromatography
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 江尻洋
Authors(kana) : えじりひろし
Organization : 神奈川歯科大学生化学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 26
Number : 1
Page : 62-63
Year/Month : 1991 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 アンドロゲンを含め, 一般にステロイドホルモン作用発現には, 細胞質あるいは核内ステロイドレセプターが重要な役割を有している. 細胞内で形成された, ステロイドホルモンレセプター複合体が核内に移行するためには, レセプターの低分子化が必須であり, これがいわゆる, トランスフォーム型(核内移行型), (あるいは活性型ステロイドホルモンレセプター)と称されるものである. 本論文はこのトランスフォーム型レセプターについて, その局在, 由来を検索すべく, ラット顎下腺を用いてセファクリルS-200, DE-52イオン交換カラムを用いて, 会合, 解離の現象をとらえ, 分子サイズ, 並びにアンドロゲンに対する特異性の点から, 検討を加えたものである. その結果, サイトソールをS-200カラムで分析すると, 高低分子(150-200kDa, 14-20kDa)の2つの結合ピークが出現し, 高分子蛋白に特異性が高かった.
Practice : 歯科学
Keywords :