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アブストラクト(26巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 一定濃度のフッ素含有飲料水飼育下でのラットの門歯と骨におよぼすストロンチウムの影響について |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 平田幸夫 |
Authors(kana) : | ひらたゆきお |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔衛生学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 26 |
Number : | 1 |
Page : | 70-72 |
Year/Month : | 1991 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 ストロンチウム(Sr)は硬組織に含まれる微量元素のひとつで, その石灰化に重要な役割を果たすものといわれている. しかし, 歯に対する作用, う蝕との関連性, フッ素(F)との相互作用など, まだ十分に解明されていない点が多い. そこで今回は, ウィスター系雄性ラットを用い, 低F粉末飼料飼育下で, Fとして20ppmのNaFと, Srとして5~40ppm濃度のSr Cl2を含む水溶液を49日間自由に飲用させて, ラットの下顎門歯と大腿骨に及ぼす影響をしらべる目的で, 斑状歯の出現状況と下顎門歯, 大腿骨ならびに血清の化学分析などの結果から検討を行った. 飼育期間中の体重の変動からみた全身的発育への影響は認められず, 摘出した臓器重量の対体重比にも顕著な変化は見られなかった. 下顎門歯の斑状歯所見は, 対照群が実験開始後14日目の積算摂取F量6.6mgで出現したのに対し, 全実験群では, 7日目の積算摂取F量が3.0mg以下の時点で出現した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |