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アブストラクト(26巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 4歳児から開始した低濃度フッ化物溶液洗口によるう蝕抑制効果 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 廣川晃司 |
Authors(kana) : | ひろかわこうじ |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔衛生学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 26 |
Number : | 1 |
Page : | 75-77 |
Year/Month : | 1991 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 フッ化物洗口法は, フッ化物局所応用法のひとつとして広く世界に普及したう蝕予防手段である. 幼稚園や小学校といった集団の場において, 担当者が処方どおり洗口液を作製し, その後は児童生徒が自ら所定の時間洗口して吐き出すといった手順で行われるため, 人的資源やそれにともなう経費をさほど必要とせずに, 一度に多人数の処置が完了する. このフッ化物洗口法には, フッ化物の種類, 溶液のpH, フッ素濃度, 液量, 時間, 頻度, 実施時間帯などの違いにより, 各種の方法がある. この中でも, フッ素濃度225~500ppmの洗口液による1日1回法と900ppm溶液による週1回法とが主流となっていたが, 近年, より低濃度溶液による1日1回法での効果が認められてきた. しかし, 小学校入学時より6年間洗口を行っても第一大臼歯に対するう蝕抑制効果が他の永久歯よりも劣る傾向が認められ, 永久歯の萌出時期とフッ化物洗口開始時期の関係を考慮する必要性が生じた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |