アブストラクト(26巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 試作平行形成器による支台歯形成とその教育効果に関する研究 - 支台歯の軸面傾斜を中心として -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 川越善人
Authors(kana) : かわごえよしと
Organization : 神奈川歯科大学歯科補綴学教室第三講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 26
Number : 1
Page : 81-82
Year/Month : 1991 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 本研究の目的は, 支台歯の平行形成の技術を初心者である学生に効果的に学習させることにある. そして, 平行形成の技術を初心者に体感させて教育効果の向上を計る目的で, フリーハンドで用いる傾斜計を応用した平行形式器を考案, 試作した. 本装置の特徴は, 下記の如くである. 1. 平行形成の姿勢からエアータービンが外れるとアラームが発生し, エアータービンを停止できるので初心者でも容易に平行形成の技術を体感して習得できる. どの方向にどの程度のエラーが生じているかを傾斜角モニターを見て知ることができるので, 容易に自己評価できる. 2. 付与すべき傾斜度は調整が可能であり, また, アラームが発生した場合にエアータービンの回転を即時に停止できる. 3. 従来の平行形成器に比べて, 口腔内に用いる装置が介在せず, また, 固定式ではないので通常のエアータービンと同様にフリーハンドで用いられるので操作性が著しく向上した.
Practice : 歯科学
Keywords :