アブストラクト(27巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : シモンズ病
Subtitle : 紹介および展望
Authors : 木村友七*, 井上宜生**, 青木英夫**
Authors(kana) :
Organization : *神奈川歯科大学臨床病理学教室, **神奈川歯科大学補綴学教室第III講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 27
Number : 2
Page : 264-265
Year/Month : 1992 / 9
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 先日, 某大学で第4臨床医学講座で講義をした頃の優秀な人と逢った. 教授(内科学)になったという. 私達は従来からもそうでしたが疾患による口腔変化の処見は大切だと思いながら, あまり勉強しておらないから「シモンズ」疾患と口腔領域との関連性を教えて呉れろという. それでは簡単にとしながら, 口腔領域での一環の研究として視床下部と副腎機能との関係を検索してきたので, 下垂体は第3脳室の底にある漏斗という場所につながる小器官で小さい内分泌器官の3葉に分けられる. 下垂体の欠損症状には発育抑制(矮小型), 物質代謝低下や性腺の機能低下など. 下垂体機能過剰で4肢骨の長大と巨大症および末端骨格の過大となる巨大症や巨大下顎症があげられるなどといって, 握手で別れたが, さてと思うのである. そこで, 参考資料としての文献の検索である.
Practice : 歯科学
Keywords : シモンズ病, シモンズ・シーハン症候群, 下垂体性悪液質