アブストラクト(27巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 口腔疾患と薬剤(そのII)
Subtitle : 紹介および展望
Authors : 木村友七
Authors(kana) :
Organization : 神奈川歯科大学臨床病理学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 27
Number : 3
Page : 396-397
Year/Month : 1992 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 口腔疾患と薬剤(その1)からの続き. 5. 歯科用医薬品の種類と歯内療法に利用される歯科材料 歯科用医薬品と歯科材料の一部には, 医薬品か材料かの区別をつけにくいものがある. 歯科用医薬品に類似した名称が使用されているので, その用語の意味を十分に理解しておくことが必要である. 歯科用医薬品とは, 広義では歯科領域だけで使用する医薬品および医薬用または一般用医薬品のうちで歯科領域適応症を有するものを包含するが, 狭義では歯科医師がもっぱら歯の疾患の治療を目的として使用する医薬品だけを意味する前者の場合を指し, 一般に歯科薬剤とよばれているものである. 歯科薬剤とは歯科医師の処方箋により調製した薬剤(調剤薬)および不特定多数の患者の歯科治療を目的として一定の処方に基づき調製した自家製剤(製剤薬)ならびに歯科用市販品の総称であって, 広義の歯科用医薬品を意味し, また歯科臨床では歯科用薬剤と口腔用薬を包含した, 歯科口腔用薬剤とも称する.
Practice : 歯科学
Keywords : 口腔疾患, 薬剤