アブストラクト(28巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 電気的根管長測定法の精度向上についての研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 山本昭夫
Authors(kana) : やまもとあきお
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 28
Number : 1
Page : 108-109
Year/Month : 1993 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」歯内療法処置を成功させるためには, 根管長を正確に測定することが肝要である. 現在臨床で広く用いられている電気的根管長測定器は, かなり正確に根尖孔の位置を示すことができるとされている. しかし, 指示値の信憑性については客観性に欠くものであり, 根管内の電導性物質などにより, 測定誤差を生じるという懸念が払拭されていない. そこで, 臨床で電気的根管長測定器を用いて正しく根管長を測定する際の根管内残存歯髄の影響を検索するために, Root Canal Meter(RCM)およびEndodontic Meter(EM)を用いて基礎的, 臨床的検討を詳細に行ったところ, 以下の知見を得た. 1. 片面を生食水に接するようにおいた軟質ゴムの中央にリーマーを貫通させ, メーター指示値(以下指示値)に対するリーマーの突出長さを測定した. 指示値40では#25から#40リーマーで0.50~0.25mmの範囲で生食水中に突出していた.
Practice : 歯科学
Keywords :