アブストラクト(28巻2号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 歯の動揺にかかわる付着歯肉の影響
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 倉林典之
Authors(kana) : くらばやしのりゆき
Organization : 神奈川歯科大学
Journal : 神奈川歯学
Volume : 28
Number : 2
Page : 233-234
Year/Month : 1993 / 9
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」歯に加わる様々な力に対し, 生理的範囲以内であれば歯周組織の緩衝能や咀嚼の反射機能で為害性の少ないものとして頭蓋へ伝達される. しかし, その限界を越えた場合, 歯周疾患に伴う歯の動揺や顎関節の異常等の原因となる. この原因や要因を解明する為, 多くの研究が行われてきたが, その殆どは静的荷重下での模型実験あるいは動物実験である. 今回, 本学口腔解剖学教室のご好意により供試材料として屍体頭部の提供を受け, 生体や模型では不可能であった歯の支持に関係する軟組織について因子の1つである付着歯肉と歯の動揺との関係をモーダル解析を応用し動態観察ならびに変位量から, 解析研究し, ブラック・ボックスの一部を解明できたので報告する.
Practice : 歯科学
Keywords :