アブストラクト(28巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : LPS刺激に伴うヒト歯根膜線維芽細胞の炎症性サイトカイン遺伝子の発現
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 山地矢須子
Authors(kana) : やまじやすこ
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 28
Number : 3
Page : 376-378
Year/Month : 1993 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」歯周疾患における組織破壊の機序については不明な点が多いが, 歯周病原細菌の産生物による直接的作用や感染に伴う菌体成分に対する生体応答の結果生じる組織障害により惹起されると考えられる. 歯周病原細菌として最も有力視されているPorphyromonas gingivalisの菌体成分である内毒素リポ多糖(P-LPS)も血液系細胞や歯周組織細胞に作用して種々の炎症性サイトカインを産生させることが報告されている. 本研究ではLPSの刺激に伴うヒト歯根膜線維芽細胞(HPLF)における炎症性サイトカイン遺伝子の発現状況について検討した. HPLFは抜去歯から分離し, 2~3×104 cells/cm2の細胞密度に播種して実験に供試した. Confluentに達した状態で1~100μg/mlのP-LPSおよびEscherichia coli LPS(E-LPS)を作用させた後, RNAをLiCl法で回収した.
Practice : 歯科学
Keywords :