アブストラクト(28巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 抗CD3抗体添加rIL-2誘導LAK細胞の抗腫瘍活性に関する研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 伊吹千夏
Authors(kana) : いぶきちなつ
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科
Journal : 神奈川歯学
Volume : 28
Number : 3
Page : 390-391
Year/Month : 1993 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」本研究は頭頸部癌患者末梢血単核球からrIL-2によって誘導されるLAK細胞の腫瘍周囲組織への局所投与を前提にrIL-2のみを用いるrIL-2単独培養系とrIL-2と抗CD3モノクロナル抗体を併用する抗CD3抗体併用培養系の2つの培養系を用い, LAK細胞の細胞増殖, 細胞障害活性および細胞表面フェノタイプを経時的に測定し, 健常人末梢血より誘導されるLAK細胞と比較しつつ, これらから, 有効なLAK細胞を得る検討をおこなった. 研究対象の癌患者はUICCの分類におけるstage IとIIを初期癌, stage IIIとIVを進行癌患者とし2群に分け, それぞれ健常人と比較しながら検討した. 癌患者, 健常人とも培養5日目より細胞数は増加し, 特に抗CD3抗体併用培養系ではrIL-2単独培養系に比べ約10倍の細胞増殖を示した.
Practice : 歯科学
Keywords :