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アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 担癌マウスに対するinterleukin-2, interferon-β併用局所投与による抗腫瘍効果に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 松本剛一 |
Authors(kana) : | まつもとごういち |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔外科学教室第1講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 29 |
Number : | 1 |
Page : | 61-63 |
Year/Month : | 1994 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 悪性腫瘍に対する免疫療法は盛んに行われているものの, 当初期待されたほどの効果が得られていないのが現状である. そこで近年, より効果的な免疫療法の確立を目的とし, 各種サイトカインや抗癌剤を組み合わせた併用療法が試みられている. 本研究はC3H/Heマウスに形質細胞腫X5563の移植を行い担癌マウスを作製した後, interleukin-2(IL-2)とinterferon-β(IFN-β)を腫瘍周囲に併用投与し, その効果および抗腫瘍作用の機序について検討した. その結果, 併用投与群では投与5日目頃から腫瘍増殖が著しく抑制され, 他群と比べ有意に腫瘍の縮小が認められ, 26例中24例(92.3%)に腫瘍の消失を認めた. 一方, IL-2あるいはIFN-β単独投与群では投与終了後から腫瘍の増殖は抑制されたが腫瘍消失したものは, IFN-β単独投与群の13例中1例(7.7%)のみであった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |