アブストラクト（29巻1号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： 機械的外力によるヒト歯周組織由来細胞の応答に関する研究
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors　： 吉野練太朗
Authors（kana）　： よしのれんたろう
Organization　： 神奈川歯科大学歯科補綴学教室第2講座
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 29
Number　： 1
Page　： 73-74
Year/Month　： 1994 / 6
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容の要旨」 歯科領域で最も重要な研究課題の一つは咀嚼システムを生物学的見地から明らかにすることである. 補綴をはじめとする歯科臨床は咀嚼機能回復を介して全身的な健康回復さらに健康維持を目標とするものである. 歯周組織は咀嚼時に機械的外力を受けている. この咀嚼によって起こる機械的外力が歯周組織を構成する細胞に対していかなる応答を示すかを明らかにすることは重要である. そこで, 本研究は, 咀嚼を細胞レベルでの実験系を組立てた. すなわちヒト歯根膜由来線維芽細胞(HPLF)と歯槽骨由来骨芽細胞(HABC)の培養系を用いて, ストレッチングを負荷し, 細胞の応答を細胞の増殖と分化さらに, 細胞接着・伸展因子(cell attachment and spreading factors: CASFs)について検索したものである.
Practice　： 歯科学
Keywords　：