アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ハイブリッドタイプ乳酸・グリコール酸共重合体 - アテロコラーゲン複台体膜を用いた歯周組織再生に関する実験的研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 伏見肇
Authors(kana) : ふしみはじめ
Organization : 神奈川歯科大学歯科保存学教室第2講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 1
Page : 76-78
Year/Month : 1994 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 近年, 歯周外科処置後の治癒環境から歯肉結合織と上皮を排除し, 歯根膜由来組織を歯冠側方向に移動させ新付着形成を促進させる試み(歯周組織再生誘導法: GTR法)がなされ, その有用性が実証されている. しかしながらGTR法に使用されるbarrier membraneは生体内非吸収性であり, 二次手術の必要性, 臨床操作性などの問題が指摘されてきた. そこで, GTR法に二次手術を必要としない吸収性高分子材料によるbarrier membraneの開発が試みられている. これまで, 天然高分子材料であるコラーゲンなどの生体材料が応用され, その有用性が報告されている. しかしながら, コラーゲンは吸収分解過程において酵素的溶解を受けるため, 吸収期間が術後の炎症反応に左右されるという欠点を有している.
Practice : 歯科学
Keywords :