アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 超音波を利用した根管洗浄におけるキャビテーションの検討
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 石塚泰也
Authors(kana) : いしづかやすなり
Organization : 神奈川歯科大学歯科保存学教室第3講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 1
Page : 78-79
Year/Month : 1994 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 根管治療用超音波装置を利用した超音波根管洗浄法は従来から行われている次亜塩素酸ナトリウム溶液と過酸化水素水による交互洗浄法に比べ優れた効果をもつとされ, 一般臨床に広く応用されつつある. しかしながら, この根管治療用超音波装置は狭小でしかも細長い根管内で使用するために振動体として, 細いファイルを使用せざるをえず, 従って一般産業分野で用いられている超音波洗浄装置とは全く異なった機構を有する. このようなことから, 装置の特性や超音波根管洗浄の機序を理解することなく臨床応用すると, 期待しているほどの効果を得ることができなかったり, ファイルが根管内で破折するなどの危険性があることも否定できない. しかしながら, 超音波根管洗浄法の機序に関する研究は少なく, なかでも, 一般の超音波洗浄ではその機序に大きな役割を果たしているとされるキャビテーションに関しては, 殆ど解明されていない.
Practice : 歯科学
Keywords :