アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 歯を中心とした口腔咀嚼系の外力に対する振動応答について
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 鈴木徳夫
Authors(kana) : すずきとくお
Organization : 神奈川歯科大学歯科補綴学教室第1講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 1
Page : 80-81
Year/Month : 1994 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 補綴装置を設計する上で支台歯および残存歯の診査診断は, 補綴装置装着後の予後に大きな影響を与える因子の一つである. この内, 支台歯の健康度を診査する手段の一つとして, 動揺度測定がある. この動揺度に関する研究は多岐にわたり数々の測定機器が開発されたが, 広く一般臨床に応用されるに至らず, 未だ経験的な感覚を利用したMillerの測定法が日常行われているのが現状である. しかし, この方法も術者の主観により大きく変化するため, 詳細なデータの記録には適さず, また歯周組織の粘弾性を加味しているとは言いがたい. 当教室では動揺度測定装置モビリティーチェッカを開発し, 数々の客観的データの報告をしてきた. また一方では, 歯ならびに歯周組織や補綴装置の外力に対する応答としての性状把握を振動減衰能力, 動態解析, 応力解析等を応用して模型上で行ってきた.
Practice : 歯科学
Keywords :