アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ヒト乳歯および永久歯歯根膜由来線維芽細胞の細胞応答に対するL-Ascorbic Acid, L-Ascorbic Acid-2-phosphateおよび成長因子の影響について
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 牧野徹夫
Authors(kana) : まきのてつお
Organization : 神奈川歯科大学小児歯科学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 1
Page : 85-86
Year/Month : 1994 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 Ascorbic Acidは結合組織の形成に重要な役割を果たしているが, 歯周組織の形成過程における効果は不明な点が多い. 本研究は, L-Ascorbic Acid(AsA)および安定型のL-Ascorbic Acid-2-phosphate(AsA-P)が, ヒト乳歯歯根膜培養線維芽細胞(HPLF-Y)の細胞増殖と分化に与える影響を検索することを目的としている. confluentな状態のHPLF-Yおよびヒト永久歯歯根膜培養線維芽細胞(HPLF)より得られたconditioned medium(それぞれHPLF-Y-CM, HPLF-CM)に含まれる細胞接着・伸展因子(Cell Attachment and Spreading Factors: CASFs)が, AsAおよびAsA-P添加によりいかなる調節を受けているかについて検索した. さらに, CASF活性に対し, AsAあるいはAsA-Pと成長因子(TGF-β, PDGF, IGF-I, IGF-II), IL-1βとの相互作用について検索した.
Practice : 歯科学
Keywords :