アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 床用材料差が義歯の動態に及ぼす影響
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 水谷哲夫
Authors(kana) : みずたにてつお
Organization : 神奈川歯科大学歯科補綴学教室第1講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 1
Page : 90-91
Year/Month : 1994 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 現在, 歯科臨床で使用されている床用材料の主流はポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)である. この材料は審美性や操作性に優れ, その上製作手法の進歩によって今日に至っているが, 反面機械的強度が低い, 吸水性が高い, 乾燥や熱による変形があるなど報告されている. これらを補うものとして近年高分子化学の進歩により開発されたエンジニアリングプラスチックのうち, いわゆるスルフォンレジンを用いた義歯製作法が開発され, その物性の測定やこれを利用した義歯についての臨床報告が数多く報告されている. しかし, スルフォンレジンが機能時にどの様な動態を示すものか明らかにされていない. そこで, 当教室の一連の振動解析装置を用い, その構造体としての床用材料の振動を支配する固有振動数, 変位量等を測定し物体の動特性を視覚的に分析する事とした.
Practice : 歯科学
Keywords :