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アブストラクト(29巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 抜歯窩におけるGTR法の応用 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 牧角新蔵 |
Authors(kana) : | まきずみしんぞう |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔解剖学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 29 |
Number : | 1 |
Page : | 91-92 |
Year/Month : | 1994 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 通常, 歯の喪失により歯槽骨は吸収され, 歯槽頂縁の高さが急激に減少する. 本研究は歯槽頂縁の減少を抑え, さらに積極的に築増する目的で行われた. 実験にはイヌの両側下顎第四前臼歯を抜歯し, 歯肉弁を剥離したのち, 片側はGore-Tex膜で抜歯窩口部をテント状に覆って実験群とした. 反対側はそのまま歯肉弁を元に戻して縫合し, 対照群とした. 術後2, 4, 8および12週例を非脱灰・脱灰組織切片とし, これらを光顕と軟X線下で観察した. その結果, 抜歯窩口部をGore-Tex膜で覆うことによって, 歯肉の下方への増殖の圧力を抑えたことにより, 窩口部の空間に骨の新生を促し, Gore-Tex膜テント下に沿った骨増殖を誘導することができた. このような歯槽頂縁の築増は義歯やインプラントのための歯槽堤の積極的保存のみならず, 抜歯後に生じる変形歯槽頂縁の予防といった意味からも臨床的に有効な方法であると示唆された. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |