アブストラクト(29巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 義歯の適合性が義歯動態と支台歯に与える影響
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 記村勝之
Authors(kana) : きむらかつゆき
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科補綴学第I講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 3
Page : 273-274
Year/Month : 1994 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 補綴装置が口腔内で生態と調和し機能を営むためには, 適合性の良好な義歯を製作することが重要な一つの因子である. パーシャルデンチャーにおいては, 欠損形態, 欠損部の粘膜の状態, 支台歯や残存歯の状態というような生態側の構成要素と支台装置等の補綴装置の構成要素が複雑に絡み合い, その製作には十分な配慮が必要である. また, 調和のとれた補綴装置が製作されたとしても欠損部の歯槽堤は, 抜歯窩の治癒した後も引き続き吸収変化を起こし, さらに義歯床による不適当な圧によって骨の吸収が進むことが報告されている. 従って, 装着時いかに適合状態が良く生態と調和のとれた義歯であろうと顎堤の変化に伴い不適合, 破損, 残存諸組織の予後不良という問題が発生する.
Practice : 歯科学
Keywords :