アブストラクト(29巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 口腔粘膜の発癌過程におけるCO2レーザー照射の影響について
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 水沼秀之
Authors(kana) : みずぬまひでゆき
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔外科学第II講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 3
Page : 277-279
Year/Month : 1994 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 今日, 医用レーザーは外科治療の有力な一手段として, 顎口腔領域においてさまざまな形で用いられている. 特に炭酸ガスレーザーは術中の出血や術後の瘢痕が少ないことなどの利点があり, 白板症などの前癌病変に対してしばしば適用され, 良好な成績が報告されている. しかし, 本治療法の普及に伴い, 白板症のレーザー照射後, 浸潤癌が生じた例も報告されるようになり, レーザー照射による癌化の促進, 進行の可能性が危惧されている. しかし, この点に関しての基礎的研究は少なく, いまだその詳細は不明である. そこで本研究は, ハムスター頬嚢粘膜に実験的前癌病変を形成し, その発癌過程における炭酸ガスレーザー照射の影響について病理組織学的および細胞化学的検索を加え, 以下の結果を得た.
Practice : 歯科学
Keywords :