アブストラクト(29巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 象牙質ボンディング剤の疲労耐久性
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 三ツ井邦晴
Authors(kana) : みついくにはる
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科保存学第I講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 29
Number : 3
Page : 279-280
Year/Month : 1994 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 近年, 第3世代の象牙質ボンディング剤が開発され, 微小漏洩や脱落の点から従来のボンディング剤に代りつつある. 口腔内では修復材と歯質の弾性定数や熱膨張係数の違いから, 咬合や温熱変化によりレジン-歯質界面に繰り返し応力が働くと考えられる. これらの応力は, 歯質, 特に象牙質とコンポジットレジンとの接着を劣化させる. 従って, 修復物の長期安定性を評価する場合, その接着強さを測定することのみならず, 疲労耐久性を検討することが必要である. この研究の目的は, 第3世代ボンディング剤(KB-110)と第2世代ボンディング剤(Clearfil Photo Bond)の剪断接着強さと疲労寿命を測定し, 接着様式が接着強さと疲労耐久性に及ぼす影響を検討することである.
Practice : 歯科学
Keywords :