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アブストラクト(30巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | アミノ酸ラセミ化法による象牙質からの年齢推定, とくに歯の固定液による影響 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小笠原章夫 |
Authors(kana) : | おがさわらあきお |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科法医学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 1 |
Page : | 100-101 |
Year/Month : | 1995 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 アミノ酸のラセミ化反応は, 地球科学, 考古学, 人類学, 老年医学などの諸分野で多くの成果を挙げている. 研究の目的は, 歯から年齢鑑定を行うにあたり, 鑑定資料と同名歯の数本の対照歯を用いるが, その際, 対照歯は固定液に浸漬され保存されているが, この固定液はどの程度象牙質アスパラギン酸のラセミ化反応に影響を及ぼすものなのか, また実際の鑑定に対照歯として利用してさしつかえないものであるかどうかを吟味検討したものである. ラセミ化反応は, 化学反応で可逆一次反応を示し, つぎのように表現される. k, k'は対応する一次反応の速度定数である. 反応速度は反応温度の設定により変化するため, 両者の関係をArrhenius式に導入することによって一定温度に対するラセミ化反応速度定数が算出される. この式は速度定数の対数1nk(hr-1)と反応速度の逆数1/Tでアレニウスプロットを求めることによって得ることができる. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |