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アブストラクト(30巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Local Anesthetic Bupivacaine Alters Function of Sarcoplasmic Reticulum and Sarcolemmal Vesicles from Rabbit Masseter Muscle |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 高橋俊介 |
Authors(kana) : | たかはししゅんすけ |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科薬理学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 1 |
Page : | 102-103 |
Year/Month : | 1995 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 局所麻酔法が安全に, かつ可逆的に痛覚を麻痺させる理想的麻酔法として歯科小手術に応用されるようになって久しい. 一方でその局所麻酔薬が, 骨格筋細胞に障害を与えることが知られるようになって以来, 形態的あるいは機能的検討が加えられ, そして, アミド型局所麻酔薬であるブピバカインが短時間に骨格筋に障害を与えしかも良好に再生しうることが報告されている. また, 筋ジストロフィー症と形態的あるいは機能的な類似点も報告されているが, その詳細な障害メカニズムはいまだ解明されていない. 周辺に咀嚼筋群が存在する口腔領域の局所麻酔操作に際して, 薬剤の筋組織への浸透により骨格筋細胞障害が生じることは十分に予想される. 本研究は, ウサギ咬筋を実験材料とし, アミド型局所麻酔薬であるリドカインとブピバカインの障害特性を精査したものであり, 従来から考えられている局所麻酔薬の作用機序, すなわち, 細胞内からのNa+チャネル遮断作用からさらに踏み込んで骨格筋細胞障害が細胞内Ca2+増大に依存するという視点から行われたものである. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |