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アブストラクト(30巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 摩耗の三次元計測システムの開発 計測データの重ね合わせによる定量化 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 岡田周策 |
Authors(kana) : | おかだしゅうさく |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科保存学教室第I講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 1 |
Page : | 110-111 |
Year/Month : | 1995 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 物性の改良により臼歯咬合面にまで適応範囲が拡大されているコンポジットレジンの今日的研究主眼は, 耐摩耗性の向上にある. しかしながら, 口腔内における修復物摩耗のメカニズムは極めて複雑であり, その様相さえも明らかにされていない. その要因の一つとして被摩耗体の三次元的情報の不足を挙げることができる. 本研究はこの様な修復物の摩耗を三次元的に観察し, その詳細な情報獲得のための新しい評価法の開発を目的に遂行された. 従来より三次元形状計測法を用いた摩耗の研究は多数なされてきており, 三次元情報は獲得してはいるものの, 実際の評価にあたっては測定者の目測によるものであったり, 歯に人為的参照点を設けるか, あるいは特殊な治具を用いる必要があり, 長期の観察や多数のデータの重ね合わせ精度が不充分であった. これに対し, 本研究では歯表面の解剖学的特徴を評点として利用し, かつ, 歯の形状データをBスプライン近似曲面として認識させ, 単なる計測点の集合体から三次元座標上の任意の部位でその値を求めることのできる自由曲面へと変換することにより, 曲面同士を比較できるばかりか, 重ね合わせの際にその曲面の差を容易に求めることが可能な計測法を開発することに主眼をおいた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |