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アブストラクト(30巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Porphyromonas gingivalisにおける形質転換系の確立に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 崎岡雅仁 |
Authors(kana) : | さきおかまさひと |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔細菌学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 1 |
Page : | 123-124 |
Year/Month : | 1995 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 Porphyromonas gingivalis(P.g.)は成人性歯周炎の起因菌として, その病原性解明のため遺伝子のクローン化が広く行われている. しかし, それらの研究はいずれも大腸菌を宿主とするものであり, クローン化された遺伝子の発現の検討は全て異菌種(大腸菌)で行われているに過ぎない. そこでクローン化された遺伝子をP.g.に再伝達するための系(宿主菌, ベクター, 形質転換法)の確立が強く望まれている. しかし, クローン化された遺伝子をP.g.に再伝達する手段としての形質転換法はこれまでのところ確立されていない. その原因は, P.g.からはクローニング・ベクターとして用い得るプラスミドが全く検出されないため, 形質転換法を確立する試みは必然的に他菌種由来のプラスミドを用いてなされてきたが, いずれも不成功に終わっている. 本研究では, まず, その原因がP.g.に存在する制限酵素にあることを明らかにした. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |