アブストラクト(30巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : A Low Contrast-Spatial Resolution Phantom for MR Imaging using Surface Coils
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 櫻井孝
Authors(kana) : さくらいたかし
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科放射線学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 30
Number : 3
Page : 305-306
Year/Month : 1995 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 Magnetic resonance imaging(MRI)撮像時におけるサーフェイスコイルの使用によって高い信号雑音比(S/N比)を得ることが可能となり, 解像力は飛躍的に向上した. その結果歯科領域においても, 顎関節のような解剖学的に細かい部位におけるMRI診断も可能となった. その一方で, MRI装置における磁場強度の違いやパルスシーケンスの違いは, 撮像の分解能に対し大きな影響を与えることが知られている. サーフェイスコイルは感度領域が狭く感度分布も不均一であるため, その診断的価値や精度を検討することが非常に困難であった. 従来MRI撮像における精度評価は, 生体材料あるいは非生体材料を使用して行われてきた. しかしながら生体材料を使用する方法では, 同一の撮像環境を再現することが困難であり, 定量的な評価を行うことはできない. また, 従来の非生体材料を使用したファントムは, 常磁性体イオン溶液, 有機溶液あるいは半固体, 水化物を添加したポリサッカライドゲル, 等の材質を使用して作成されてきた.
Practice : 歯科学
Keywords :