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アブストラクト(30巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 抗原性の異なるPorphyromonas gingivalis線毛の遺伝子クローニングと塩基配列の決定 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 武田康篤 |
Authors(kana) : | たけだやすあつ |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔細菌学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 30 |
Number : | 3 |
Page : | 314-315 |
Year/Month : | 1995 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 歯周病原細菌であるPorphyromonas gingivalis(P.gingivalis)の線毛は細胞付着因子として歯肉溝への定着に関与していると考えられており, 381株の線毛に関しては生化学的あるいは分子生物学的性状が明らかにされている. 一方, 著者らは381株の線毛とは抗原性の異なる線毛の存在を明らかにしてきた. 本研究は, P.gingivalisの主要な線毛構造タンパク質のN末端のアミノ酸21残基の配列が381株とは約50%異なるSU63株の線毛について, そのサブユニットであるフィンブリリン線毛タンパク質の遺伝子(fimASU63)をクローニングすることにより, その塩基配列を解析すると共に, リコンビナント線毛タンパク質を大腸菌で発現させ, その免疫学的性状について381株と比較検討した. 材料と方法 : SU63株の線毛遺伝子のクローニングは, SU63株の染色体DNAを制限酵素SacIで切断後, 電気泳動し, 381株由来の線毛遺伝子(fimA381)と相同するSacI断片を抽出精製後, プラスミドベクターpBluescriptII KS+のSacIサイトに挿入し, E.coli XL-1 Blueに形質転換することにより行い, 遺伝子の塩基配列の決定は, 4色蛍光法DNAシーケンサー(Applied Biosystem 373A)を用いて行った. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |