アブストラクト(30巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Effect of sevoflurane on the vascular reactivity in rabbit mesenteric artery
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 山口明平
Authors(kana) : やまぐちあきひら
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科麻酔学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 30
Number : 3
Page : 316-318
Year/Month : 1995 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 吸入麻酔薬sevofluraneは, 他の揮発性麻酔薬と比較して血液/ガス分配係数が小さく, 気道刺激性も少ないことから導入・覚醒が速やかであるという利点を有する. そのため, sevofluraneは現在, 臨床で広く用いられているが, 濃度依存性に心血管系を抑制し血圧の低下を導くという欠点も報告されている. しかしながら, 血管反応性に対するsevofluraneの直接作用についての報告は殆ど無い. そこで, 本研究では摘出ウサギ腸間膜動脈を用い, 臨床使用濃度のsevofluraneが血管平滑筋-内皮細胞関連にどのような影響を示しているのかをin vitroで検討した. 【実験方法】 Pentobarbital sodium(40mg/kg, i.v.)麻酔下で放血致死させたウサギの腸間膜動脈を摘出し, 輪状標本を作製した. これらを95%O2-5%CO2で飽和した37℃, pH7.4のKrebs-Henseleit solution 10ml中に1.5gの張力を負荷し懸垂した.
Practice : 歯科学
Keywords :