アブストラクト(30巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 顎関節の病態と顎関節雑音および下顎頭運動との関連性に関する研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 杉下珠美
Authors(kana) : すぎしたたまみ
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科矯正学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 30
Number : 3
Page : 335-336
Year/Month : 1995 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 本研究は, 日常臨床において頻繁に遭遇する, いわゆる顎関節症の一所見である顎関節雑音と, 診査を比較的簡便に行うことができる下顎頭運動経路のような外的所見とが, 顎関節内の病態と, どのように関連するのかを明らかにし, 顎関節雑音と下顎頭運動経路との同時記録および解析から, 顎関節の病態を推測することが可能であるかを知ることを目的として行われた. 触診により顎関節雑音を認めた25人(26関節)を対象とし, エレクトレットコンデンサーマイクロホンとコンピューターアキシオグラフとを用いて, 開閉口運動時の顎関節雑音と下顎頭運動経路を同時に記録し解析した. 顎関節の病態は, MR画像を用いて関節円板転位の有無, 転位の程度, 側方への転位の有無, 関節円板の形態異常の有無, 下顎頭の形態異常の有無, 関節結節の形態異常の有無について診査し, その病態と顎関節雑音および下顎頭運動経路の関連性について検討し, 以下の結果を得た.
Practice : 歯科学
Keywords :