アブストラクト(30巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 高齢化に伴う口腔機能の変化
Subtitle : 神奈川歯科大学学会三十周年記念総会 セッション1. 高齢化に伴う口腔機能の変化
Authors : 稲葉繁
Authors(kana) :
Organization : 日本歯科大学高齢者歯科学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 30
Number : 4
Page : 445-450
Year/Month : 1996 / 3
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 我が国の平均寿命は平成6年では女性82.98歳, 男性76.57歳で男女の平均寿命差は6.41歳となっており, 世界的にも最も長寿を誇っている. これは医療の発達はもとより, 衛生思想の普及, 経済の発展が著しいことからこのような結果となった. このような状況の中で当然65歳以上の高齢者の割合が高くなり, 今から25年前の昭和45年には65歳以上の高齢者が全人口の7%に達し高齢化が始まり, その後も急速に増加し, わずか24年間で14%に達すると共に高齢化の化が取れ, 高齢社会に突入した. さらに2025年には25%に達し, 超高齢社会を迎えると予想されている. 高齢者の増加に伴って歯科医療の面からもさまざまな対応が必要になり, 基礎疾患を有する高齢者や寝たきり老人の増加など, 今までとかく避けて通ってきたこれらの人々に対し, 歯科治療や管理を行わなければならない必要性が生じてきた.
Practice : 歯科学
Keywords :