アブストラクト（31巻1号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： オーバーデンチャーに設計した支台装置の差が義歯の動態ならびに支台歯の変位量におよぼす影響
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors　： 木村茂之
Authors（kana）　： きむらしげゆき
Organization　： 神奈川歯科大学有歯顎補綴学講座
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 31
Number　： 1
Page　： 113-114
Year/Month　： 1996 / 6
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容要旨」オーバーデンチャーの概念は, 支台歯を全部床義歯下に残存させることにより, 歯槽骨の吸収防止, 咀嚼時における神経筋機構の確保を目的とするほか, 多くの利点を持っている. 近年, 支台歯にスタッドアタッチメントやバーアタッチメントを付与することにより, 義歯の維持安定を向上させるというケースが多くなってきている. しかし, これらの支台装置による支台歯への為害作用を出来るだけ少なくしなければならない. 現在までに設計に関する報告や, 支台歯の衛生的諸問題の対処法, 支台歯の保護とりわけ支台歯の変位量に関する研究などがなされているが, 義歯の動態および支台歯と義歯の変位量の比較を行った研究は見当たらない. そこで今回, 支台装置に, コーピング2種類と, スタッドアタッチメント2種類, およびバーアタッチメント1種類, 計5種類のオーバーデンチャーを製作し, 義歯にヒトタッピング時の加速度で加振を行いモーダル解析法を行った.
Practice　： 歯科学
Keywords　：