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アブストラクト(31巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | III級不正咬合者の咬合様式に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 丸田やよい |
Authors(kana) : | まるたやよい |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科矯正学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 1 |
Page : | 114-116 |
Year/Month : | 1996 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」III級不正咬合者の咬合様式は, その特徴的な顎顔面骨格形態や咬合から正常咬合者とは異なると考えられる. 咬合様式を決定する要因の1つとして上顎の歯の咬合面形態がある. 特に歯軸の傾きによって変化する上顎の歯の機能斜面は, 下顎の前進運動, 側方運動時の誘導路として顎運動と密接に関係している. このため, 咬合再構成によって上顎の歯の誘導路の角度が変化すると咬合様式も変化し, 顎運動にも影響が及ぶものと考えられる. 正常咬合者の側方運動時の咬合様式は, 犬歯誘導咬合, グループファンクションドオクルージョンならびにフルバランスドオクルージョンに分類される. III級不正咬合者の咬合再構成では, この三者の咬合様式の1つを付与することになる. その際, 治療前の咬合様式に限りなく近似する咬合様式を選択することによって, その付与した咬合様式に短期間で順応させ, 咬合を安定させることが賢明と考えられる. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |