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アブストラクト(31巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | フッ素-ランタン二段処理法による根部象牙質耐酸性向上と知覚過敏治療剤としての検討 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 篠塚嘉昭 |
Authors(kana) : | しのづかよしあき |
Organization : | 神奈川歯科大学保存修復学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 1 |
Page : | 124-125 |
Year/Month : | 1996 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」齲蝕の予防に際しては, フッ化物処理が有効であることが広く知られており, 今日までに様々な方法が開発され臨床に用いられてきた. 著者らは, 酸性フッ素リン酸溶液(APF)溶液処理後, 塩化ランタン溶液で処理する方法(フッ素-ランタン(F-La)二段処理法)が, 歯面に不溶性の非晶質沈殿を生成し, エナメル質, セメント質, 歯冠部象牙質の耐酸性を向上させることを報告した. 本研究では, F-La二段処理法を適用した歯根部象牙質の耐酸性の変化がコンタクトマイクロラジオグラフィー(CMR)を用いて定量的に比較検討され, 根面齲蝕に対する予防効果が検索された. また, あらかじめ細管を開口させた根面上にも適用され, 耐酸性試験前後での細管封鎖能の走査型電子顕微鏡(SEM)による観察から本法の知覚過敏治療剤としての有用性が検討された. 実験歯にはウシ永久歯の歯根を用いた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |