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アブストラクト(31巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 光重合コンポジットレジンの水中保管による物性変化について- シラン処理およびグラフト処理の相違 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 中嶋正 |
Authors(kana) : | なかじまのり |
Organization : | 神奈川歯科大学保存修復学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 1 |
Page : | 126-127 |
Year/Month : | 1996 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」充填用コンポジットレジンの耐水耐久性を改善するために開発された, 従来のシラン処理とは異なるグラフト処理フィラーを含むコンポジットレジンの有用性を, 1週, 1か月, 2か月, 3か月の水中浸漬, ならびに15,000回のサーマルストレスを与え, 水中保存が本レジンの機械的性質に及ぼす影響を, 従来のシラン処理と比較検討した. 物性試験は, 1)圧縮, 曲げ強さおよび曲げ弾性率の測定 2)ビッカース硬さの測定 3)磨耗量の測定 4)吸水量の測定 5)動的粘弾性試験の各項目について行なった. その結果, 次の結論を得た. 1. 水中保管3か月の期間では, 各レジンの圧縮強さ, 曲げ強さ, 磨耗量および吸水量に著明な差は認められなかった. ビッカース硬さおよび曲げ弾性率では, 水中保管期間の延長とともに, 各材料とも減少傾向を示し, 水中保管1週間に比べ, 水中3か月では, 優位に低下した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |