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アブストラクト(31巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | フルオロカーボン鎖を持つシランカップリング剤によるコンポジットレジンの着色抑制効果 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 松本好史 |
Authors(kana) : | まつもとよしふみ |
Organization : | 神奈川歯科大学保存修復学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 1 |
Page : | 129-130 |
Year/Month : | 1996 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」近年の審美修復に対する要求とコンポジット材料の進歩と発展により, コンポジットレジンは主な審美的修復材料の1つとなった. しかしながらコンポジットレジンの1つの欠点として, 口腔内環境においての着色傾向があげられる. 紅茶に含まれるタンニン酸のような色素の付着のメカニズムは完全には解明されていないが, 着色の原因は物理化学的相互作用によりもたらされる個体表面への微粒子の吸着による結果であると考えられている. フルオロカーボン鎖を有するシランカップリング剤は撥水, 撥油性, 汚染防止, 高潤滑性, 温熱化学的安定性といういくつかの特性を持つ. 好野らはフルオロカーボン鎖を有する無色透明な歯科用表面改質剤の合成開発に成功した. 本実験の目的は, フルオロカーボン鎖を有する表面改質剤である(1H, 1H, 2H, 2H-henicosafluoredodecyl) trimethoxysilane (10F2S-3M)溶液のコンポジットレジンへの応用に際しての着色防止効果の評価である. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |