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アブストラクト(31巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Effects of recombinant Interleukin-1β on decorin gene expression in human periodontal ligament fibroblasts and its possible role in transcriptional regulation |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 林俊民 |
Authors(kana) : | りんしゅんみん |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科矯正学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 3 |
Page : | 285-286 |
Year/Month : | 1996 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」Interleukin-1β(IL-1β)は歯周炎などの炎症時に産生されるサイトカインの一つであり, 歯周組織の崩壊過程において重要な役割を果たすと考えられている. また, IL-1βは歯根膜細胞や骨芽細胞における重要な代謝調節因子であることが示唆されている. 歯根膜は歯槽骨とセメント質の間に介在し, この組織の形成や崩壊に直接関与する歯根膜細胞は, 線維芽細胞と骨芽細胞との中間的な性質をもっていることが知られている. しかし, 歯根膜細胞におけるIL-1βの作用機序については不明な点が多い. 一方, 歯周組織に広く分布するdecorinはsmall proteoglycanのひとつであり細胞外基質の構築ばかりでなくTGF-βとの結合能を介して, 基質代謝や細胞機能の調節過程において重要な働きをしているものと考えられている. そこで本研究ではdecorinの歯周組織における生理的機能を調べる研究の端緒として, IL-1βの培養歯根膜細胞のdecorin合成に及ぼす影響およびその遺伝子発現の調節機構を検討した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |