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アブストラクト(31巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | スパッタ・デポジション法による歯科用金属へのコーティングに関して |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小林利也 |
Authors(kana) : | こばやしとしや |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科無歯顎補綴学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 3 |
Page : | 287-288 |
Year/Month : | 1996 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」高齢化社会へ向けて, 歯科補綴は複雑で高度な処置が要求される. その重要な役割は, 歯牙の欠損並びに歯周組織の欠損に対して, 補綴装置の構成要素である床・維持装置・連結装置や歯冠修復物により, 機能の回復を図ることである. これらに使用される補綴材料の主体は金属材料であり, 補綴処置の質的向上に伴い, 選択適応範囲は多岐にわたっている. しかし, 補綴臨床上, 一口腔内に, 複数の異種金属材料が使用される頻度は高い傾向にあり, 現在, 生体に対する為害作用を認めた症例報告も少なくない. そのため生体親和性の良い金属材料の選択は重要な課題の一つとなる. 本研究はこれらのことを加味し, チタンの生体材料としての優位性を踏まえ, スパッタ・デポジション法を応用し, 歯科用金属材料の表面改質を目的としたチタンコーティングを行った. 実験方法は, 歯科用鋳造用合金(12%Au-Ag-Pdalloy)に放電出力の異なった, チタン, 窒化チタン, 及びこの両者を用いた複層コーティングの3種類のコーティングについて, 表面粗さ・表面硬度・コーティング金属の密着力を測定, さらにコーティングの色調について, 経時的な変化を測色し, これらの放電出力による影響について検討を行った. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |