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アブストラクト(31巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 義歯補強材料の効果に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 杉村大介 |
Authors(kana) : | すぎむらだいすけ |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科有歯顎補綴学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 3 |
Page : | 295-296 |
Year/Month : | 1996 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」PMMAレジンは, 機械的強度が金属床と比較して著しく小さいため, 長期間の使用に伴い疲労劣化し応力集中箇所において破壊することが多いとされている. この問題の一解決法として, 臨床では古くからこの材質的な欠点を補い強度の向上をはかる目的でレジン床内部に補強材料を埋入する方法が用いられてきた. しかし, 埋入した補強材料と床用レジンが機械的な結合のために逆に応力集中を招いて床の破折の原因となったり, 補強線の設置方法が困難であった. 著者は義歯床の補強方法の検討を目的に2種類の厚さの基礎床を実験材料として, アニメーションによる動態観察および変位量測定を行うことのできるモーダル解析法さらに破断試験を行い, 有床義歯の立場から咀嚼圧の均等配分をより良く施行させる為の義歯床の補強法を検討した. その結果, 基礎床の振動モードは2種類検出され, モード1は模型を含めた実験系全体のモード, モード2は基礎床自体のモードであった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |