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アブストラクト(31巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 義歯の形態差とフィニッシュラインの設計について |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 青木太郎 |
Authors(kana) : | あおきたろう |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科有歯顎補綴学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 31 |
Number : | 3 |
Page : | 297-298 |
Year/Month : | 1996 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」金属床義歯のメタルフレームとレジンとの境界であるフィニッシュライン部は, 義歯破折やレジン剥離の好発部位として知られている. 当教室ではこれらについてモーダル解析を応用した動態観察から検討を続け, フィニッシュラインの形態差によって応力分布が異なることを報告した. 本論文はこれらを参考に, フィニッシュラインの形態が義歯と支台歯の動態に与える影響に着目し, 義歯の形態に適したフィニッシュラインの設計を検討した. 実験は「5 6欠損に対する中間義歯と「5 6 7欠損に対する遊離端義歯を想定して作製したシミュレーションモデル上にメタルフレームを装着し, 当教室一連のモーダル解析システムを用いて動態解析と変位量測定を行なった. メタルフレームは6 5T4 7にエーカス鉤, 連結装置としてフィニッシュラインのあるリンガルバーをCo-Cr合金で製作した. フィニッシュラインは一般臨床に用いられることの多いフィニッシュラインを義歯床とリンガルバーの境界に設計したFLSと, フィニッシュラインを支台装置立ち上がりからリンガルバーに及んで設計し, FLSを強化した形態であるFLLの2種類を設計した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |