アブストラクト(32巻3/4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Susceptibility of caffeine- and Ins (1,4,5) P3-induced contractions to oxidants in permeabilized vascular smooth muscle
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 和田聡子
Authors(kana) : わださとこ
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科薬理学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 32
Number : 3/4
Page : 277-279
Year/Month : 1997 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 本研究の目的は, ウサギ腸間膜動脈を黄色ブドウ球菌α-toxinで処置した平滑筋脱膜標本を用いることにより, 外因性に発生させたフリーラジカルが細胞内ストアからのCa2+遊離機構にどのような様式で作用するか検討することである. 特に細胞内のinositol 1,4,5-trisphosphate〔Ins(1,4,5)P3〕〕誘発性Ca2+遊離(IICR)と, Ca2+誘発性Ca2+遊離(CICR)の2種類の機構を介した収縮反応を指標とし, 解析した. New Zealand白色家兎(体重1.5~2.0kg)を麻酔下(pentobarbital, 50mg/kg, i.v.)で総頸動脈より放血致死させ, 前腸間膜動脈から分岐した血管枝を摘出, 輪状標本を作成した. これを生理的食塩水(mM : NaCl 140.0, KCl 5.0, CaCl2 1.5, MgCl2 1.0, ブドウ糖 10.0, HEPES 5.0, pH 7.4)を満たしたチャンバー内(1ml)で10mgの負荷を与えて水平に設置し, 一端に連結したトランスジューサーおよびプリアンプを介して等尺性張力変化を測定した.
Practice : 歯科学
Keywords :