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アブストラクト(32巻3/4号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | フッ化物配合歯磨剤使用後の唾液中フッ素保持に与える洗口の影響 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 山崎朝子 |
Authors(kana) : | やまざきあさこ |
Organization : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔衛生学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 32 |
Number : | 3/4 |
Page : | 279-280 |
Year/Month : | 1997 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 フッ化物配合歯磨剤は, 歯磨き行動が習慣化となっている地域において手軽に利用できるう蝕予防手段として確立されている. そのう蝕予防メカニズムは, フッ化物配合歯磨剤使用後に口腔に残留したフッ素イオンによる初期う蝕病巣の再石灰化と歯垢中の酸産生の抑制である. そのために, フッ化物配合歯磨剤使用によるう蝕予防効果をより高めるには, 有効濃度以上のフッ素を長時間口腔内に保持させるにはどうしたらよいかを考えるべきである. 本研究においては, フッ化物配合歯磨剤によるブラッシング後の洗口条件が有効濃度以上のフッ素を口腔に保持させるための大きな要因と考え, その影響について検討した. 洗口条件としては, 水の量(ml), 洗口時間(秒), 洗口回数(回), の3つとした. また, フッ化物配合歯磨剤使用後の口腔環境中のフッ素保持については, 唾液中のフッ素濃度を指標とした. これらの洗口の3条件をいろいろ変化させて洗口した後の唾液中フッ素濃度を測定したところ, 洗口回数が最も大きく影響していることが示された. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |