アブストラクト(32巻3/4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ヒト歯根膜由来線維芽細胞のコラーゲンゲル内培養の研究 - タンパク質生合成におけるゲル収縮の影響について -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 相原治美
Authors(kana) : あいはらはるみ
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔生化学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 32
Number : 3/4
Page : 292-294
Year/Month : 1997 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 コラーゲン・ゲル内培養法は, Bellらによって創傷治癒過程の真皮modelとして紹介されたのが初めである. この3次元培養系で線維芽細胞を培養するとコラーゲン・ゲルが収縮し, 実際の生体真皮に類似した構造を形成するとともに, 機能的にも再構築が実現されることが知られている. 多くの実験は, stressを外部から負荷させた場合の細胞の反応を調べたものであるが, 本研究は, HPLFを生体に近い環境であるcollagen gel内で培養し, そのgel contractionを利用して, HPLFから発生すると考えられる牽引力が, タンパク質合成にどのように影響するかについて検索を行った. Kawaseらの方法により得たHPLFを継代培養してcollagen gel内では2.5×105cells/ml, 単層培養(2D culture)では0.1×105cells/cm2の細胞密度として, 7日目にmethionine-freeのmediumとした.
Practice : 歯科学
Keywords :