アブストラクト（32巻3/4号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： 顎堤の対向関係と顎堤形態差が義歯ならびに床下組織に与える影響について
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors　： 齋藤満寿乃
Authors（kana）　： さいとうますの
Organization　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科有歯顎補綴学講座
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 32
Number　： 3/4
Page　： 294-295
Year/Month　： 1997 / 12
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容要旨」 総義歯の人工歯配列の位置決定には, 一般的な上下顎の歯槽頂を基準とした歯槽頂間線に準拠する配列法や口腔軟組織と口腔機能との調和を考慮して人工歯をNeutral zoneに配列する方法などがとられている. これは義歯機能時の義歯の安定を主体として考えて, 咬合力を均等に床下組織に分散させようとするものである. これらの問題について歯槽頂間線角度の変化や, 顎堤形態による義歯と皮下組織に加わる応力を解析することを本研究で試みた. 実験は, 疑似粘膜を付与した上下顎模型実験用義歯を製作し, 上下咬合させた状態で上顎より加振をおこなって下顎の義歯ならびに床下組織の応力解析をした. 顎堤条件としては顎堤角度が60°, 15°, 5°とした. また歯槽頂間線角度は, 90°, 80°, 70°に設定し各々測定を行った. 応力解析装置には, 非接触型ダイナミック応力解析システムOMETRON社製SPATE9000を使用した.
Practice　： 歯科学
Keywords　：