アブストラクト(32巻3/4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : マウスの大腿骨骨形成に対する走行運動の効果
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 山藤雅良
Authors(kana) : さんどうまさよし
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科矯正学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 32
Number : 3/4
Page : 300-301
Year/Month : 1997 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 近年, 運動負荷, 重力などの物理的因子の骨形成への影響に対する関心が高まりつつある. そこで我々は, 走行運動が大腿骨骨形成に及ぼす影響について幼若マウスを用い明らかにしようとした. 実験動物は雄の4週齢C-57Jマウスを使用し, 毎日走行運動させたマウスを運動負荷群, 運動負荷を与えていないものを対照群とし, 共に骨のX線吸収率の変化を調べた. 20日間, 30日間走行した運動負荷群及び対照群の大腿骨を摘出後, そのサイズ及びX線吸収率, Ca, P量を測定した. また, ウロン酸量を測定することによりプロテオグリカンの変化を調べた. さらに運動負荷による細胞代謝の変化を知るために, 35S-sulfateを指標としてプロテオグリカンの動態をfluorographyにより検討した. X線吸収率については20日後, 30日後ともに有意差が認められ, 運動負荷群が対照群より高値を示した.
Practice : 歯科学
Keywords :