アブストラクト(32巻3/4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Blockade of Ischemic Preconditioning by Glibenclamide in Rabbits Anesthetized with Sevoflurane
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 澤田秀之
Authors(kana) : さわだひでゆき
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科麻酔学講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 32
Number : 3/4
Page : 301-302
Year/Month : 1997 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容要旨」 冠血流の短時間反復遮断による心筋虚血の先行によって, それに続く虚血, 再灌流後のinfarct sizeが縮小するという心筋保護効果(ischemic preconditioning ; 以下PC)の発現機序の詳細は未だ不明である. 最近, PCのend effectorとしてKATP channelの関与が有力視されている. また, isoflurane, halothaneなどのハロゲン化吸入麻酔薬が心筋虚血再灌流障害に対し保護的に働き, その機序にKATP channelが関与している可能性も報告されている. しかし, PCによる心筋保護作用に吸入麻酔薬がおよぼす影響に関する報告は極めて少なく, 臨床で最も用いられているsevoflurane(以下Sevo)に関しては皆無である. 本研究では, ウサギ心筋虚血再灌流モデルでinfarct sizeを指標にして, Sevoに心筋保護作用があるか否か, また, PCによる心筋保護効果をSevoが修飾するか否かを検討した.
Practice : 歯科学
Keywords :