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アブストラクト(33巻2号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 心筋虚血・再灌流障害とフリーラジカル -心筋小胞体(SR) Ca2+ハンドリングの破綻- |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 清瀬隆司 |
Authors(kana) : | きよせたかし |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科薬理学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 33 |
Number : | 2 |
Page : | 99-100 |
Year/Month : | 1998 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容要旨」 心筋虚血・再灌流障害の原因は主として灌流不全による低酸素・虚血であることが知られている. 再灌流障害をメディエートする主要因子として活性酸素フリーラジカルの生成が考えられてきたが, 組織障害へ導く過程については推論の域を出ない. 我々の研究室での一連の研究プロジェクトで理解できたことは, 心筋再灌流時に最も傷害を受けやすい細胞内コンポネントが小胞体(SR)であったことと, これが細胞内Ca2+過負荷を成立させる引き金であることである. 本研究は, 心筋再灌流に際して認められる心機能低下が活性酸素フリーラジカル産生とリンクしているかどうか, そして産生された活性酸素フリーラジカルがSRのCa2+ハンドリング能を修飾し, これに基づいて細胞内Ca2+過負荷の成立メカニズムを説明しうるかどうかを検討するために計画されたものである. SDラット摘出心臓のworking heart modelを作成し, 大動脈クランプによる30分間の全虚血とこれに続く20分間の再灌流を行った. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |